大河ドラマの主役にもなった戦国時代人気の姫 浅井三姉妹の三女 【お江】ゆかりの“古刹” 医光寺
医光寺 外観
医光寺

医光寺

医光寺は、文明元年(1469年)の開山で徳川延宝期に堂宇焼失する。
慶安3年(1650年)、徳川幕府の命を請け、上総国市原郡内に2千石を賜った地頭三好政盛公により、諸堂が再建された。本尊は薬師瑠璃光如来である。
近時、不動堂の全面改修により発見された合同位牌から、旗本三好家は、織田信長によって滅ぼされた近江小谷城主浅井長政公の後裔であった事が判明した。
その牌面には、浅井六公と三好八公の院殿大居士号が歿年と共に刻まれている。
所伝の女性木像は、検証により、崇源院、即ち、長政公の三女・小督【おごう 別名(江)(お江与)(徳子)など、徳川秀忠将軍の正室・第三代家光将軍の母となる)】とわかり、戦国一の美女と称された母「お市の方」に似て、とても美形である。
また、同寺には、平安時代末期の作と推定されている、市指定文化財の木造阿弥陀如来坐像(駿府城下にて修理との墨書あり)がある。

《お願い》
・地域の方が利用するお寺です。
・道徳心を持ち、静かに拝覧してください。
・隣接する庭の中に入らないでください。
・花木等を折らないでください。
・ゴミはお持ち帰りください。

住所

千葉県市原市西国吉185

電話番号

0436-92-1204

交通アクセス

小湊鉄道上総牛久下車徒歩約30分、牛久駅前レンタサイクル利用推奨